企業活動における「人」とコンプライアンス
企業活動を行う上では,人と関わることは避けられません。顧客だけでなく,取引先,ライバル企業,そして従業員など,さまざまな立場の人に関わりながら,がんばっておられると思います。
近年はますます社会の変化が加速しており,また,社会全体でコンプライアンスに対する関心が高まってきており,1人1人の権利意識も向上しています。近年では,企業はコンプライアンスを遵守するのが当たり前で,社会に貢献する企業が選ばれる時代になってきていると思われます。
労働問題から会社と従業員を守る
そんな中で,昨今,大手企業を中心に,労働問題に関する不祥事が大きくクローズアップされることが多くあります。セクハラやパワハラ,長時間労働から退職に追い込まれたとして,元従業員が企業に対し賠償を求める事件や,うつ病などから従業員が自殺してしまったことが労災として認定されるなど,枚挙にいとまがありません。
このような問題が表面化してしまった場合,多額の賠償をしなければならなくなるばかりか,事件が広まることにより,信用を大きく損なってしまう結果,企業の大きなダメージとなります。
このような問題は,表面化した問題に対し適切に対処することが重要であることはもちろんですが,職場に潜むトラブルの芽を摘み,未然に防止して,会社と従業員を守ることも同じくらい重要です。
弁護士のできるサポート
当事務所では,企業のみなさまが安心して事業活動を営むことができるよう,労務問題に関する法的サービスの提供をしております。労働時間の管理,ハラスメント対策,問題社員対応,就業規則の改訂など,労務に関する問題でお悩みがありましたら,ぜひ弁護士にご相談ください。